第3回 K2オープンセミナー『量子コンピューティングの研究開発と社会実装の現在地』開催報告

2025年11月27日(木)、第3回 K2オープンセミナーが開催されました。
K2タウンキャンパスは2000年に開設され、今年がちょうど25周年となります。
今回のセミナーは25周年記念イベントの一つとして開催されました。

第3回のセミナーのテーマは『量子コンピューティングの研究開発と社会実装の現在地』
慶應義塾大学 理工学部 物理情報工学科 田中宗教授を中心とし、現在注目されている量子コンピューティングの基礎から最新の研究開発、社会実装の動向まで3名の講師を迎え、幅広く紹介いただきました。
『量子コンピューティングの基礎と研究開発の現在地』
田中 宗 教授
理工学部 物理情報工学科 教授
はじめに、理工学部 物理情報工学科 田中宗教授にご講演いただきました。


量子コンピューティング分野の研究開発について、現在の課題である様々な分野での量子最適化問題や、現在の研究室の活動について、幅広く分かりやすく紹介いただきました。
『量子コンピューティングビジネスのグローバル動向と
ユースケース開発の取り組み』
寺部 雅能 氏
デロイト トーマツ グループ 量子技術統括

続いて、デロイトの寺部氏より、量子コンピューティングを技術・ビジネスの両側から、量子コンピューティングのビジネスインパクト、グローバルの投資動向、そしてデロイト トーマツ グループが取り組むユースケース開発をテーマに、近い未来の実用化に向けた課題などを紹介いただきました。
『ABCI-Q:量子・AIハイブリッドによる次世代計算環境の挑戦』
高野 了成 氏
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
インテリジェントプラットフォーム研究部門 総括研究主幹

産業技術総合研究所 高野氏からは、ABCI-Q(量子・AIハイブリッドコンピューティング基盤)をテーマに、背景・歩み、今後の活用が期待される研究開発分野を含め幅広く紹介いただきました。
『量子コンピューティングの社会実装に向けた 取り組みと今後の展望』
武笠 陽介 氏
株式会社Quanmatic 代表取締役CTO

株式会社Quanmaticの武笠氏は、現在大学発スタートアップを運営する中で、 実際に量子コンピューティングを活用し社会実装に向けた取り組みと今後の展望について、また現在川崎市との取り組みについても幅広く紹介いただきました。
講師の方々による座談会
(モデレーター 田中 宗 先生)寺部 雅能 氏、高野 了成 氏、武笠 陽介 氏
後半では参加者からの質問をもとに座談をしました。
質問では本質的な内容から現在直面している課題、技術的な問題について幅広くいただき、それぞれの立場から語っていただきました。




名刺交換会

座談会終了後は、講師と参加者との名刺交換を行いました。終始和やかな雰囲気で参加者同士の交流も深まり、有意義な時間となりました。
共催

