新川崎先端研究教育連携スクエア

新川崎先端研究教育連携スクエア

「新川崎タウンキャンパス」、通称「K²(ケイスクエア)タウンキャンパス」は、川崎市との協定に基づき、産官学連携による研究開発の拠点形成を目的に、2000 年4 月に開設されました。 「K²」 は、慶應義塾(K)と川崎市(K)が協力し、2 乗の効果を生み出すことを意味しています。分野横断型の最先端の研究に重点をおくキャンパスとして、翌2001 年4 月には、「新川崎先端研究教育連携スクエア」が設置されました。「先端的研究・教育の推進」、「新産業・新事業の振興」、「社会・地域への貢献」という相互に関連する3つの理念を柱として、時代を切り拓く様々な研究教育活動を展開しています。
2009 年11 月に、慶應義塾と川崎市は従来の協力関係を発展させ、「連携・協力に関する基本協定」を締結しました。同じ創造のもり地区に立地する「かわさき新産業創造センター(KBIC)」は、2012年に新館(NANOBIC)を、2019年には産学交流・研究施設(AIRBIC)を開設、義塾からも事業化や新技術の開発等を目指してプロジェクトが研究活動を続けており、既に複数の大学発ベンチャーも誕生しています。

先端的研究・教育の推進

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現在、3学部・2研究科(理工学部、理工学研究科、総合政策学部、環境情報学部、システムデザイン・マネジメント研究科)がキャンパス内で、伝統的な研究基盤の下で培われてきた各学問分野を自然と融合できる研究環境にあります。

具体的には、健康医療分野、環境分野、エネルギー分野などで未来社会を拓く先端的な研究が推進されています。

新産業・新事業の振興

各研究プロジェクトが生み出す様々な研究成果を、企業や団体等が有する資源やニーズと連携させることで、新たな技術や産業を創出することを目指し、川崎市および関係機関と協力して「ビジネス交流会」を開催しています。

また、技術展示会等に出展するほか、KBIC と協働することで、研究成果を事業化する可能性を探っています。

社会・地域への貢献

川崎市との連携のもと、市民や地域企業を主な対象として、オープンテクノキャンパスやオープンセミナーを開催し、研究成果を広く紹介するとともに、科学技術に関する学習の機会を提供しています。多方面からの見学を受け入れるほか、塾内外の組織や団体と協力して、地域児童や生徒を主な対象に、科学の面白さや楽しさを体感できるイベントやセミナーを実施しています。

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