I202 大西 公平 (特任教授)

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ハプティクス研究センター

臨機応変ロボットプロジェクト ~遠隔化から自動化へ~

I202
大西 公平 (特任教授)
Kouhei Ohnishi, Project Professor

研究分野

リアルハプティクス

キーワード

ハプティクス/モーションコントロール ロボット/メカトロニクス

プロジェクト概要

臨機応変ロボットプロジェクト

慶應義塾大学ハプティクス研究センターでは 「人では簡単にできる」 のに「ロボットではなかなかできない」いわゆる非定型作業を自動化する研究開発を行っています。そのため、ハプティクス研究センターで開発したリアルハプティクスに関する様々なソリューションの技術を提供しながら、協働してクライアントの課題を解決するための技術支援、横展開や他社への技術供与の支援、あるいは関連する様々な課題解決に向けた共同研究開発を行っています。また、当センターで開発したリアルハプティクスを簡単に実現するカスタムLSI(AbcCore)を研究開発用に無償で貸与しています。 

遠隔操作と自動化_概念図.jpg

リアルハプティクスの重要な3つの機能 伝送 記録再生 修飾 を軸に更なる「ロボットの人間化」を促進

HRC-Image2.png
「力触覚データ」→「感覚と動作の融合」→「指令生成」に統合されることで ロボットが人間らしくなっていきます。

リアルハプティクスは「人工の手」に力触覚を与えます。 これを人間のオペレータに伝えれば「遠隔操作」になり、ロボットの頭脳に伝えれば「自立的な動き」を可能にします。あらゆる動作から力触覚のデータを取得し、蓄積されたビッグデータを基にAIで最適な動作を生成。この学習過程が繰り返されることで、ロボットがより人間らしくなっていきます。


希望する共同研究

テーマ:製造業や農・建設・サービス業における自動化
    自動化に向けたシステムインテグレーション
    機械やロボットなどの人間化


<イメージ>

  • 製造業や農・建設・サービスなどを自動化したい企業
  • 商社、研究開発企業などのシステムインテグレータ(SIer)
  • 大学・国研を含む研究教育機関などのR&Dを専らにする機構体

連携実績

  • JST未来社会創造事業
     【臨機応変に作業するスマートなロボット】
     【サイバー世界とフィジカル世界を結ぶモデリングとAI】
     【製造業に革新をもたらすスマートロボット技術の開発】
  • 臨機応変ロボットプロジェクトの共同研究
  • リアルハプティクス技術協議会運営と共同研究、ほか、これまで述べ100社以上の実績あり

プロフィール

大西 公平 (特任教授)
大西 公平 (特任教授)
Kouhei Ohnishi, Project Professor
ハプティクス研究センター センター長

1980年に慶應義塾大学 工学部 助手(電気工学科)に就任以来、モーションコントロールおよびリアルハプティクス等の研究開発に従事。現在、新川崎先端研究教育連携スクエア特任教授、ハプティクス研究センターのセンター長。工学博士

研究紹介ビデオ

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