News Scrap

温暖化予測データを自治体の適応策に活用

2014.04.01

地球温暖化が進むと、暑くなるだけでなく、身近な気象現象も変化します。地球規模の温暖化は地域の気象や気候変動にどのような影響を及ぼすのか、この点については、未解決の課題が多数あります。これらの課題解決のために、全地球的な気候予測、及びそれらをダウンスケーリング(※1) した地域気候予測結果を、現実のさまざまな施策の立案に活かすことが何よりも重要です。 「グリーン社会ICT ライフインフラ」プロジェクトでは、地域気候変動による地域生活への影響をより詳細に解析するため、温暖化予測データをユーザが直接利用できるようにする研究開発を行っています。 今回は、「グリーン社会ICT ライフインフラ」プロジェクトの最新研究成果をとりあげ、温暖化予測データを自治体の適応策に活用する事例をご紹介します。

※1 ダウンスケーリング(downscaling):統計的・物理的手法を用いたデータの空間的詳細化、または時間的詳細化のこと。

メニュー