【セミナー】ハプティクス研究センター公開セミナー
開催日時 | 2023年12月8日(金)13:30~16:30 |
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開催形式 | 会場80名(オンライン併催300名) ※応募多数場合は抽選となります。 |
会場 | 慶應義塾大学新川崎タウンキャンパス K2ハウス1階 大会議室 |
主催 | 慶應義塾大学ハプティクス研究センター |
協力 | 慶應義塾大学 新川崎先端研究教育連携スクエア |
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プログラム
13:30-13:45
大西 公平
慶應義塾大学 新川崎先端研究教育連携スクエア 特任教授
ハプティクス研究センター センター長
《概要》人では簡単に行える非定型的な作業をロボットで行わせようとすると大きな壁にぶつかる。特に微妙な力加減が必要な接触を伴う作業では作業結果が仕様を満足しない、あるいは作業そのものの実現が難しいといった困難に直面する。人は対象に適応して上手に作業ができるのに、なぜかロボットではそれが難しい。本セミナーではその課題の解決にリアルハプティクスを実装したロボットが有効であることをやさしく解説する。
13:45~14:00
野崎 貴裕
慶應義塾大学 理工学部 システムデザイン工学科 准教授
《概要》本講演では、人間が創り出す優しく柔軟な動作や接触対象物の特性を数値化し、人工的に再現することが可能なロボット技術である『リアルハプティクス』と、その活用事例についてご紹介します。リアルハプティクスを用いることで、従来の電動装置では実現が困難であった多種多様な動作や手間暇のかかる作業のデジタル化と、それによる作業の遠隔化と自動化が可能となります。
〜Remote Touch Therapy (リモートタッチセラピー)の開発〜
14:00~14:25
金田 浩二
トヨタ紡織株式会社 車室空間企画開発部 誘導システム開発室 グループ長
《概要》当社は、車内空間の快適性向上に向けて、新たな付加価値を創出しています。今回、人とのふれあいがストレス緩和や心のケアに寄与する可能性に着目し、ソリューション開発に取り組みました。ここでは、熟練セラピストの協力のもと、タッチセラピーの優しくさする微妙な力加減を、リアルハプティクスの活用によって記録・再現しました。今回作製したシステムについてご紹介します。
14:25〜14:50
渡辺 淳
株式会社大林組 本社 土木本部生産技術本部トンネル技術部 課長
《概要》建設現場では、人が現地で、目で見たものを実際に触った感覚で作業している。これらの作業は工場のような定常的な繰り返し作業ではなく、自然を相手にするため、場所や状況によって変化する。トンネル工事にいたっては、掘削する箇所に火薬を装填する作業があり、地山条件によっては崩落に巻き込まれる危険がある。今回は、これらの危険箇所での作業をなくすため、リアルハプティクス技術を利用した安全な環境下での遠隔火薬装填への取り組みについてご紹介いたします。
14:50~15:10
※会場参加者のみ
15:10~16:30
そのほか、イベント出展のお知らせ!
▶︎現在CEATEC 2023 にてオンライン出展中 new!!
https://www.ceatec.com/ja/exhibition/detail.html?id=72
※事前登録が必要です。