News Scrap

セミナー《リアルハプティクス技術が拓くイノベーション》 <終了>

2019.10.14

第一部:13:20~14:00
『Society5.0達成に必然のロボット働き方改革』

永島 晃
慶應義塾大学 ハプティクス研究センター 副センター長

人中心な超スマート社会実現を目指すSociety5.0では、作業を高速・精緻に担うロボットの働き方だけでなく、柔軟で優しい人の特性を体現する柔軟な働き方が求められています。リアルハプティクス技術は、長く放置されてきた力触覚をCyber世界に繋ぎ込むことを可能としました。その結果、人間の繊細な作業実行を遠隔から可能とし、さらに自動化を実現しました。多くの応用事例を通してこの技術が拓くロボットの新しい働き方を紹介します。

第二部:14:00~14:40
『AbcCoreでサイバー世界とフィジカル世界を繋ぐ』

溝口貴弘
モーションリブ株式会社 代表取締役CEO

モーションリブ株式会社は「世界に、やさしいチカラを。」を合言葉に、リアルハプティクスを搭載したICチップ「AbcCore」の製造・販売・製品化の共同研究を行う慶應義塾大学発ベンチャーです。リアルハプティクスを使うことで感触やチカラ加減といった経験や感覚に依存するあいまいながら価値のあるフィジカル世界の情報をサイバー世界のデータとして取り扱うことができるようになります。AbcCoreを使って実装することで取り込んだデータをコンテンツ化し、いつでも再現することができます。コンテンツ化された情報を活用することで、新たな情報社会を実現します。

第三部:14:40~15:20
『リアルハプティクスが拓く未来医療』

下野誠通
KISTEC「力を感じる医療・福祉介護次世代ロボット」プロジェクトリーダー
慶應義塾大学ハプティクス研究センター 客員所員
横浜国立大学大学院工学研究院知的構造の創生部門 准教授

リアルハプティクスは実際の物体に触れた感覚の伝送、記録、再現を実現する最先端技術であり、生産・加工といった産業分野はもちろんのこと、医療や介護など他の様々な分野においても技術展開が大きく期待されています。本講演では、神奈川県立産業技術総合研究所において進めているプロジェクト研究によって得られた、医療デバイス、手術ロボット、リハビリ支援ロボットなど様々な医療システムの開発研究成果について紹介します。

その他

  • デモ体験:15:30~16:10
  • 情報交換会:16:10~16:50(有料500円)

セミナー詳細

日時2019年11月22日(金)13:20~(受付12:50~)
会場慶應義塾大学 新川崎(K2)タウンキャンパス
K2ハウス 1F大会議室
主催川崎市(経済労働局) 、慶應義塾大学 新川崎 K2タウンキャンパス
協力公益財団法人 川崎市産業振興財団 、川崎信用金庫

セミナー申込み

メニュー