セミナー《オープンイノベーションを加速する最先端技術》
2019年10月2日(水)14時30分~
※申し込み8月2日より

2019.07.29

『量子コンピューター最前線』


伊藤 公平

慶應義塾大学 理工学部 物理情報工学科 教授

 講演の前半では、いま話題の量子コンピュータの基礎的な原理を平易に解説し、そのうえで量子コンピュータのハードウェアとソフトウェア開発の最前線を様々なエピソードを交えて紹介します。講演の後半では、米国IBMが開発中の世界最高峰の量子コンピュータIBM Qに慶應義塾大学理工学部からクラウドを通してアクセスしながら進めている量子ソフトウェア開発の成果を紹介します。ソフトウェアの応用先は金融・セキュリティ・化学・材料と多岐にわたり、AI技術との融合も進めています。

 

 

『はじく表面と環境、健康、エネルギー』

白鳥 世明

慶應義塾大学 理工学部 物理情報工学科 教授

プラスチックによる海洋汚染が世界的な環境問題となり、大阪G20では2050年までにゼロにする宣言が採択された。一方、食の安全性確保にはプラスチック包装が不可欠であり、我々の生活に浸透している。そこで、プラスチックのリサイクルを促進する一案として、当研究開発グループは表面・界面物理を発展させ、油性食品の非付着、身離れに活用できる撥油プラフィルムを開発した。「クリーム付着抑制フィルム」を使うと、表面を滑らかに仕上げられたケーキを消費者に提供できる。また、フィルムにクリームが付着しないことから、フードロス削減に寄与し、プラスチックのリサイクルを促進するため、海洋プラスチックごみの減少にもつながる。

セミナースケジュール 

日時
2019年10月2日(水)
会場
慶應義塾大学 新川崎(K2)タウンキャンパス
K2ハウス 1F大会議室
主催
川崎市(経済労働局) 、慶應義塾大学 新川崎 K2タウンキャンパス
協力
公益財団法人 川崎市産業振興財団 、川崎信用金庫