オープンセミナー「自動車の自動運転システム」
《講 師》大前 学 慶應義塾大学 大学院政策・メディア研究科教授

2016.08.09

 自動車の自動運転は、現在の自動車交通が抱える事故、渋滞等の問題を抜本的に解決する手段として期待されています。また、円滑な交通による加減速の減少や短い車間距離による空気抵抗低減効果による省エネ、少子高齢化社会の中で、特に高齢者のモビリティの確保にもつながる技術です。現在、自動車の自動走行技術は、我が国の成長戦略の一つに挙げられ、様々な研究開発が進められています。現在でも、半自動運転と言ってよい高度な運転支援システムが実用化され、高速道路における自動運転機能の実用化も近づいています。また、人間が運転の責任を持たない完全自動運転もそう遠くない将来に実現し、高齢 者の多い過疎地や観光地などにおける人の移動支援に貢献することでしょう。

 キャンパスの自動車研究と言えば、本学 清水浩名誉教授が開発した高性能8輪電気自動車Eliica(エリーカ)に代表される電気自動車技術の研究・開発が有名ですが、実はキャンパスが開設した2000年から自動運転技術、自動隊列走行技術、遠隔操縦技術の研究も行われてきました。

 本セミナーでは、講演者がキャンパスの取り組んできた自動運転やその関連技術に関する研究を紹介しながら、自動運転の実用化に向けた技術的課題を考察します。

 

 講師プロフィール
大前学教授大前 学 慶應義塾大学 大学院政策・メディア研究科 教授
1995年東京大学工学部産業機械工学科卒業
1997年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了
2000年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了
2000年慶應義塾大学環境情報学部助手
2001年慶應義塾大学環境情報学部専任講師
2005年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科助教授
2013年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授

セミナースケジュール

タイトル
自動車の自動運転システム
~K²キャンパスの研究の取り組みと実用化に向けた課題の考察~
講師
大前学 大学院政策・メディア研究科教授
日時
2016年8月26日(金)
13:30~15:00 セミナー 無料(100名)
15:15~16:45  ビジネス交流会 500円(企業対象)
会場
慶應義塾大学 新川崎(K2)タウンキャンパス
K2ハウス 1F大会議
主催
川崎市(経済労働局) 、慶應義塾大学 新川崎 K2タウンキャンパス
協力
公益財団法人 川崎市産業振興財団 、川崎信用金庫